バレーボール女子の元日本代表で、ビーチバレーに転向した30歳の菅山かおるが30日、神奈川県藤沢市の鵠沼海岸で初めて練習を公開し「今までやってきたことを生かせるので、わくわくする。最終目標は五輪出場。経験を積みたい」と抱負を語った。4月4日に神奈川県平塚市で始まる大会でデビューする見通し。

 昨年5月に引退し「何をやろうか考えていた。ビーチの試合を見たら、面白かったので」と挑戦を決めた。男子の西村晃一が所属するプロチームに加わり、1月中旬から約2カ月間、本場ブラジルで世界のトップ選手と練習して技術を磨いた。

 4月に産業能率大に進む18歳の溝江明香と組む。菅山は「わたしが足を引っ張らないようにしないと…」と話した。