バスケットボール男子の日本リーグ得点王、リンク栃木の川村卓也(22)が米国でのプレーを目指して、トライアウトを受けることが9日、明らかになった。11日に米国に向けて出発する。

 川村はこの日行われた日本代表候補の記者会見に参加後、ホッブス監督と日本協会の倉石男子強化部長に、突然米国挑戦の意思を伝えたという。倉石部長は「このまま日本にいると、ぬるま湯に漬かりそうだ、という話だった。詳細は分からない」と語った。

 川村は2005年に岩手・盛岡南高から高卒では異例の日本リーグ、オーエスジー(現bjリーグ浜松・東三河)入りを果たし、今季栃木に移籍した。