日本ビーチバレー連盟は21日、東京都内で国内ツアーの開幕記者会見を行い、今季も西堀健実(27)とペアを組む23歳の浅尾美和(ともにエスワン)は、緑と茶色の水着姿で登場して「ロンドン五輪に向けてスタートの年なので、オフにやってきたことを出して、いいスタートを切りたい」と笑顔で語った。

 32歳の白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)と組んで北京五輪男子9位になった33歳の朝日健太郎(CHINTAI)は「世界で戦っている技術を見せたい」と意気込んだ。

 国内ツアーは24日からの愛知オープンを皮切りに、9月の岡山オープンまで5大会ある。ビーチバレーに転向した菅山かおる(ウインズ)は、主催者推薦で初戦に出場する。

 ワールドツアーなど海外派遣について、日本連盟の川合俊一会長は、男子は朝日、白鳥組を軸にするが、女子で代表に固定するペアはいないという方針を示した。