陸上女子長距離の北京五輪代表で1500メートルの日本記録保持者、小林祐梨子(豊田自動織機)が左太ももの肉離れで国際グランプリ大阪大会(9日・長居陸上競技場)を欠場することが2日、分かった。

 チーム関係者によると、4月上旬の練習中に痛めた左太ももの故障が当初の予想より長引き、6月の日本選手権(広島)に照準を合わせるという。

 20歳の小林は北京五輪で5000メートルに出場。現在は「まだ本格的な練習ができていない状態」(関係者)だが、日本選手権で8月の世界選手権(ベルリン)代表を目指す。