国際水連は28日の理事会後に記者会見し、新型の高速水着を制限するために素材を織物のみとするなど、来年導入する水着の新規定の概要を発表した。

 厚さは現行の1ミリ以下から0・8ミリ以下とし、構造的に空気をためてはならないことも盛り込んだ。体を覆う範囲は男子はへそからひざまで、女子は首や肩を覆わずにひざまで、とした。織物の詳細な定義については、国際水連が任命する専門家が今後検討し、9月末までに各メーカーに通知する。