国際オリンピック委員会(IOC)が13日、ベルリンで開かれた理事会で、2016年夏季五輪に追加する2競技をゴルフとラグビー(7人制)に絞ったこと、女子ボクシングがロンドン五輪で実施することに関する関係者のコメントは以下の通り。

 王貞治・前ソフトバンク監督

 再度五輪にという強い気持ちで取り組んでいただけに残念でならない。ただ、野球の振興や国際的な普及という取り組みに終わりはない。

 安河内剛・日本ボクシングコミッション事務局長

 うれしい。これで女子ボクシングのすそ野が広がることが大きい。日本の軽量級は世界にも認められている。女子レスリングのように活躍できればいい。

 清宮邦雄・日本ローラースポーツ連盟専務理事

 五輪の競技に入ることを一番の目標にやってきたので残念。我々の競技にはゴルフ界のタイガー・ウッズのような名の知れた選手がいない。今後はスポーツとしての認知度を上げていく活動をしたい。