陸上の世界選手権(8月・ベルリン)の女子マラソンで7位に入賞した加納由理(セカンドウィンドAC)が28日、東京都内で記者会見し、11月1日のニューヨークシティー・マラソンに出場する意向を明らかにした。

 30歳の加納は世界選手権から約2カ月という短期間での挑戦に「海外のトップ選手は普通にやっている」と話し、目標を問われると「3位以内を目指したい」と述べた。この日の会見には米国から国際電話で大会ディレクターも参加し、異例の形で加納を激励。世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ(英国)も出場の可能性があるという。