文部科学省が、2012年ロンドン五輪や14年ソチ冬季五輪でのメダル量産を目指して有望種目を特別支援する「マルチ・サポート事業」で、競技用具開発の分野に本格的に乗り出す方針を固めたことが8日、分かった。企業や大学と協力し、最先端の練習器具や素材研究などにも着手する計画だ。
この事業は日本オリンピック委員会(JOC)と連携して進め、既に北京五輪の成績を踏まえてカヌーやトライアスロンなどを選定して情報医科学の分野で支援を始めた。2010年度政府予算が前年度の6倍となる約19億円に増加したことを受け、これまで予算が回らなかった分野での支援を目指すことになった。
自転車やセーリング、スピードスケート、スキー・ジャンプなどが対象候補とみられる。文科省関係者は「用具やマシンの性能で勝負が分かれる時代。早ければ5月から支援に着手したい」と話した。(共同)



