フィギュアスケートの世界選手権で2大会ぶりの優勝を目指すバンクーバー冬季五輪銀メダリストの浅田真央(中京大)が24日、イタリアのトリノで初練習し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5回中4回成功させるなど上々の仕上がりをアピールした。

 浅田は「日本よりも調子が良くなっていて安心した。(今季は)ショートプログラム(SP)とフリーの両方を完ぺきにできた試合がないので、それが目標」と話した。

 前日休養した五輪女王で前回優勝の金妍児(韓国)は2連続3回転ジャンプなどを軽快に跳び、26日のSPに備えた。