<フィギュアスケート:世界選手権>◇3日目◇25日◇イタリア・トリノ
日本男子初の優勝を飾った高橋大輔(24=関大大学院)は、終始笑顔で快挙を振り返った。(共同)
-初優勝の実感は
「それはある。ほかに(五輪上位の)4選手くらいが出ていなかったので、その中では優勝したいというのがあった。(2006年五輪で)悔しい思いをしたトリノで最高の演技ができた」。
-優勝候補の重圧は
「なぜか重圧はなかった。応援してくれるファンのために滑った」。
-4回転に挑んだ
「跳ぶと決めたのは演技が始まってから。けがをする前は試合で成功していたので、前の自分に戻りたくて挑戦している。無謀な挑戦だったが、あれだけ4回転を入れなければいけないと言ってきたので…」。
-今後の目標は
「これに甘えず、進化しなければ。来年は日本での世界選手権。みんなが照準を合わせて気持ちも入った中で、また金メダルを取りたい」。