テニスの全仏オープン女子シングルス1回戦で、右脚の負傷を押して4大大会14年ぶりの勝利を挙げた39歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)が25日の試合後に記者会見し「棄権しようとも考えたが去年の棄権(予選)の印象が大きくて、とにかく戦い抜きたかった」と心境を語った。
2年前に12年ぶりに現役復帰してから初めて4大大会で白星を挙げ、海外メディアからも注目された。復帰の経緯を問われると、会見場にいた自動車レーサーで夫のミヒャエル・クルム氏の強い勧めで決意したことを英語で冗舌に語った。肉離れを抱える右脚は超音波の検査を受けるといい「痛みが出やすくなったことには変わりはない。いい方向に向かっていることはない」と厳しい見通しを語った。
敗れた第9シードのディナラ・サフィナ(ロシア)は、背中に故障を抱えていることを明らかにした。



