国際水連は23日、アラブ首長国連邦のフジャイラで同日に開催されたオープンウオーターのW杯男子10キロに出場したフラン・クリッペン(26=米国)が、レース中に死亡したと発表した。

 同選手は09年の世界選手権(ローマ)で銅メダルを獲得した有力選手。国際水連のマグリオーネ会長はクリッペンが8キロ以降に死亡したとし「詳しい状況は分からない。現在調査中だ。大会は規定にのっとって行われ、運営上の問題は聞いていない」と話した。

 同大会は今季のW杯最終戦だった。