<フィギュアスケート・グランプリシリーズ第2戦:スケートカナダ>◇31日◇カナダ・キングストン

 上位選手によるエキシビションが行われ、男子2位の織田信成(関大)は高さのあるジャンプはもちろん、氷上で両ひざ立ちになって滑るなど、競技と一味違う演技で客席をわかせた。

 ショートプログラム(SP)首位だった織田は、フリーで逆転を許した今季のGP初戦の印象を聞かれて「やはり悔しさの方が大きい。自分の力を出し切れなかったので、(GP2戦目の)スケートアメリカではしっかりやりたい」とNHK杯で優勝した高橋大輔(関大大学院)と対決する次のGPを見据えた。