女子テニスの元世界ランキング1位で、4大大会で計13度優勝したセリーナ・ウィリアムズ(米国)が肺の塞栓(そくせん)症の緊急治療を受けたことが2日、明らかになった。AP通信によると本人は既にロサンゼルスの病院を退院し、帰宅したという。

 セリーナは「初夏には復帰したいが、今はいかなる約束もできない」との声明を出し、今後数カ月は試合に復帰できない見通しとなった。

 セリーナは昨年のウィンブルドン選手権を制した後、割れたグラスで右足を切って手術をして以来、公式戦から遠ざかっている。