日本スケート連盟は22日、東日本大震災の影響で、21日に東京で開幕する予定だったフィギュアの世界選手権の国内開催を返上したと発表した。

 国際スケート連盟(ISU)からは、今秋に延期してでも日本で開催が可能か打診されていたが「時期の妥当性を慎重に精査した結果、国内での開催を辞退すべきと判断した」と説明した。

 ISUは4月後半から5月に代替地で開催する方針。参加する選手にとっては、シーズン終了が例年よりも大幅に遅れる。