フィギュアスケート男子の織田信成(関大大学院)が左膝の腱(けん)を部分断裂していたことが14日、分かった。医師の診断では約6週間の安静を要するという。青森県八戸市で14、15日に出演予定だったアイスショーはキャンセルしたが、来季開幕には間に合う見通し。

 6位だった4月下旬の世界選手権(モスクワ)後に痛みを感じ、12日に受けた検査で判明した。1月にも左膝の炎症に悩まされており、織田は「だましだまし、やってきた部分もある。来季のプログラムを作り始める時期だが、無理をすれば手術と医師からストップがかかった」と治療を最優先する考えを強調した。