国際ラグビーボード(IRB)は24日、ダブリンで理事会を開き、2019年に日本で開催するW杯に関して、日本協会の財政保証案を了承した。IRBはW杯が赤字に陥った場合に備えて日本政府に財政保証を求めていたが、日本協会は日本スポーツ振興センターからの助成金を政府保証に代わるものとして扱うよう提案していた。

 同センターは日本で行われる国際大会を支援しており、W杯日本大会に最大36億円の助成金を交付することを決定した。IRBの真下昇理事(日本協会副会長)によると、理事会では日本の提案に懐疑的な意見も出たが、最終的には全会一致で了承された。