バスケットボール男子の日本リーグで経営難に陥った北海道が、来季のチーム編成が可能なだけの資金を確保し、参戦への見通しが立ったことが7日、関係者の話で分かった。所属選手の折茂武彦(41)が5月に設立した新しい運営会社が、地元財界などから協力を取り付けた。

 折茂が代表取締役を務める同社は、9日の日本リーグ理事会、総会で加盟承認を目指す。実現すれば、選手がチームの社長を務める異例の形態となる。