日本バスケットボール協会は8日、都内で理事会を開き、来年1月の全日本総合選手権へのチーム派遣辞退を申し出たbjリーグに対し、派遣の再検討を求めた。同リーグのディレクターを務める阿部達也理事が、外国人選手の出場枠規定の違いや、日程の調整が困難なことなどを理由に、同リーグに与えられていた2枠の返上を報告。これに対し協会側は「もう1度、議論していただけないか」と返答を保留した。

 05年に日本リーグ機構から脱退する形で誕生したbjリーグは、これまで同大会への出場を認められていなかったが、次回大会では2チームに枠が与えられていた。阿部理事は「再度、持ち帰って役員会で検討します」と説明した。