競泳の欧州グランプリに出場した男子背泳ぎの入江陵介(イトマンSS)ら世界選手権(7月・上海)の日本代表が26日、大会後のスペイン合宿を終えて帰国し、3戦連続で100メートルと200メートルの2冠に輝いた入江は「(200メートルを1分54秒34で泳いだ)3戦目は思ったタイムで良かった。気持ちを切らさずにいく」と来月の大舞台を見据えた。

 男子200メートルバタフライの松田丈志(コスモス薬品)は2、3戦目を連勝した。背中の筋肉をうまく使ってダイナミックに速く水をつかむという課題の克服に手応えを得たそうで「映像分析やトレーナーの求める体の使い方と、自分の泳ぎが一致してきたのが収穫」と語った。