日本ラグビー協会は30日、第1回全国高校女子7人制大会を7月に長野県の菅平高原で開催すると発表した。2016年リオデジャネイロ五輪で実施されることに伴う女子ラグビーの普及、強化の推進を図る。

 日本協会に登録している132人の女子選手を菅平に招集。レベルに応じて区分し、経験者は6チームに分けてトーナメントを実施する。初心者はタグラグビーのエキシビションマッチを行う。トップリーグ、神戸製鋼の選手らの指導で講習会も開く。来年からは全国9地区の選抜チームでの大会開催を目指す。

 記者会見に同席したU-18(18歳以下)女子日本代表のバックス門脇桃子(東京・大東大一高)は「女子はなかなか試合の機会がないので全国大会が開催されてうれしい。激しいプレーで全国に友達をつくりたい」と、にこやかに話した。