7月2日に開幕する体操ジャパン・カップの女子公式会見が30日、会場の東京体育館で行われた。北京五輪団体優勝メンバーの楊伊琳(19=中国)、昨年の世界選手権種目別床運動金メダリストのローレン・ミッチェル(19=オーストラリア)と並んで出席した日本女子のエース鶴見虹子(18=朝日生命)は「今回は今年初の団体戦がある。しっかり貢献できるように、美しい演技をしたい」と意気込んだ。

 楊から「演技がとってもすばらしい」、ミッチェルにも「ライバル意識を持って、とてもよく見させてもらっている」と称された鶴見。照れながらも「(10月の東京開催の)世界選手権前に同じ会場で、同じ雰囲気でできるのは自信になる。美しい演技をするという目標を持ってやれば、世界選手権につながる」と意気込んだ。