競泳世界選手権(競泳24日開幕・上海)に出場する女子背泳ぎの寺川綾(26=ミズノ)、自由形の上田春佳(23=キッコーマン)、バタフライの加藤ゆか(24=東京SC)が8日、米国の高地アリゾナ州フラッグスタッフ合宿から帰国した。休む間もなく、11日から日本代表の北海道合宿に入るが、寺川は「米国に行ってからスピードが上がっている。この感覚をもっと磨きたい」と意欲的だ。また、潰瘍性大腸炎で出遅れた上田が「フラッグでしっかり泳げたので問題ない」と言えば、スランプを脱した加藤は「フラッグで自分を取り戻した。最後良ければ、すべて良しです」と前向きに話した。