国際オリンピック委員会(IOC)のフレデリクス選手委員長(ナミビア)は12日、東京都が再挑戦に意欲を示す2020年夏季五輪招致について「正式に立候補すれば、日本びいきの自分としては1票を投じたいと思う。アフリカで投票権を持つ委員にも呼び掛けたい」と支持を約束した。

 IOC理事でもある同委員長は、アジア・オリンピック評議会(OCA)のフォーラムに出席。東日本大震災からの「復興五輪」を掲げる東京に「スポーツは社会の力になり、心情的にも賛成だ」と同調した。