16日に上海で開幕する水泳の世界選手権の競泳代表が13日、北海道江別市で合宿を報道陣に公開し、男子100メートル背泳ぎで2連覇を狙う古賀淳也(第一三共)は、高速水着が禁止された昨年以降、出していない52秒台を目標に掲げ「挑戦者として臨みたい」と意気込んだ。

 春先は不振だったが、6月の欧州グランプリで復調の手応えをつかんだ。「同じテンポを刻むことを意識してきた。丁寧に大事に泳ぎたい」と語った。

 この日は多くの選手が休養する中、男子リレーのメンバーが精力的に泳ぎ込んだ。前回大会の200メートル自由形で4位だった内田翔(群馬ヤクルト)は6月に婚約したことを明らかにし「格好いいところを見せたい」と闘志をかき立てた。