2014年仁川アジア大会で女子のソフトボールが男子の野球と合わせた1競技として実施されることになり、国内外の関係者は14日、胸をなで下ろした。日本ソフトボール協会の笹田嘉雄専務理事は「アジア大会に残らないと五輪復帰の可能性もなくなる。野球と一緒というのは微妙な心境もあるが、生き残るにはやむを得ない」と話した。

 20年夏季五輪でも、この方式で復帰を目指す動きがある。同日のアジア・オリンピック評議会総会に出席した国際ソフトボール連盟のポーター会長は「五輪復帰に向け(統合の)可能性を検討してみる価値はある」と述べた。