日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長や橋本聖子理事が15日、東京都内で開かれた日本体協の創立100周年記念シンポジウムで、東京都が招致に意欲を示す2020年夏季五輪開催の意義や意気込みをアピールした。

 国際オリンピック委員会(IOC)委員もいた会場で、竹田会長は「20年招致で勝つための準備をしてきた。五輪で国民が一体になることは震災の復興にも必ず寄与する。大きな国益になる」と力説。橋本理事は日本のスポーツの未来をテーマにした講演の中で「五輪を子供に見せることを目指し、ムーブメント(運動)を起こしてほしい」と呼び掛けた。