<アメリカンフットボール・第4回世界選手権:アメリカ50-7カナダ>◇16日◇優勝決定戦◇オーストリア・ウィーン、エルンスト・ハッペル・スタジアム
前回王者アメリカが、初出場で決勝に進んだカナダを圧倒し、大会2連覇を飾った。
アメリカは第1Q、RBミックの2ヤードTDランで先制。その後は足踏み状態となるが、第2Q中盤から怒濤の攻撃を見せた。残り5分54秒でこの日2本目のTDを奪うと、このクォーターだけで4TDと1セイフティー。一気に30点をマークし、勝利を決定づけた。カナダは同Qに1TDを返すのが精一杯。一方、アメリカは大会MVPに輝いたミックと、このゲームのMVPとなったRBハリスが、第3Qに連続TDを決めて、駄目を押した。
なお、表彰式後、今大会のオールスターチームが発表され、日本から次の4人が選ばれた。
ファーストチーム:WR前田直樹(鹿島)、DB加藤公基(鹿島)
セカンドチーム:DL脇坂康生(パナソニック電工)、K/P青木大介(鹿島)
順位は以下のように決まった。
優勝:アメリカ
準優勝:カナダ
3位:日本
4位:メキシコ
5位:ドイツ
6位:フランス
7位:オーストリア
8位:オーストラリア