卓球女子でロンドン五輪代表の福原愛(22=ANA)が右ひじを故障したため、今季参戦していた中国スーパーリーグで、9月上旬に終了するレギュラーシーズンの残り試合を欠場すると25日、福原のマネジメント会社が明らかにした。

 福原は13日のリーグ戦後に帰国し、東京都内の病院で検査を受け「右尺骨疲労性骨反応」で全治3週間と診断された。順調に回復すれば、8月下旬に行われる国際卓球連盟プロツアーの中国オープンで復帰する予定。

 同リーグの広東省チームでプレーする福原は25日、けがの状態などを説明するため、成田空港から広州に出発した。福原は5月の世界選手権個人戦(オランダ)前から右ひじに違和感を覚え、シングルスで準優勝した10日までのプロツアー、荻村杯ジャパン・オープンでは痛み止めを飲みながらプレーしていたという。