昨年のバンクーバー冬季五輪で金メダル3個を獲得したスピードスケート・ショートトラック女子の王濛(中国)が、酒に酔って監督を殴るなど大立ち回りを演じ、活動停止と謹慎処分を受けたことが30日、分かった。

 青島での合宿中に門限を破ったことを叱責(しっせき)されて逆上し、監督を殴り家具を壊すなど暴れた。チームメートによると、見た目にも酔っていることが分かる状態だったという。

 王は2006年トリノ五輪でも金、銀、銅各1個のメダルを獲得した。