バスケットボール女子の日本代表が30日、来年のロンドン五輪出場権が懸かるアジア選手権(8月21~28日・長崎県大村市)に向けた公開練習を東京・代々木第二体育館で行い、攻撃の柱の渡嘉敷来夢(JX)は右足首のけがを理由に大事を取って休んだ。6月に捻挫した左足首が治ったばかりの渡嘉敷は「五輪予選までには調整して間に合わせたい」と話した。

 日本代表は公開練習に集まったファンに、このほど決まった「隼(ハヤブサ)ジャパン」の愛称を披露。主将の大神雄子(JX)は「ハヤブサのように世界最速の攻撃でロンドンの切符を手にしたい」と2大会ぶりの五輪出場を誓った。