9月開幕のラグビーW杯に向けてイタリア北部トレビゾで合宿を行っている日本代表は第1クール最終日の30日、キックを絡めた攻撃の練習を中心に約2時間、軽めのメニューをこなした。

 日本はスクラムやラインアウトからキックで攻める動きをチェック。メンバー最年長で3度目のW杯を迎えるWTB小野沢宏時(33=サントリー)は「まだばらばらの部分があるが、次に向けての楽しみが日々続く。けが人が戻りつつある状況なので、チーム全体としては上向きといえるだろう」と手応えを口にした。

 31日は練習が休み。8月10日には地元チームとの合同練習を行い、同13日のイタリア代表戦に備える。