バスケットボール女子日本代表が13日、ロンドン五輪予選を兼ねたアジア選手権(21日開幕、長崎)に向け、都内で練習を公開した。大会でライバルになる中国、韓国を想定した守備や、守ってからの速攻の形を確認した。大神(おおが)雄子主将(28=JX)は「韓国はこういうゾーンを持っているとか、中国のオフェンスはこういうのが多いとか、そういうところを自分たちがどう守るか。しっかり準備してやっていけるようにしたい」と抱負を語った。

 また、右足首痛で戦列を離れていた191センチの大型センター、渡嘉敷来夢(らむ、20=JX)が、この日の練習から本格復帰した。中川文一ヘッドコーチは「フル出場は無理かもしれないが、先発で出したい」と、早期回復に期待した。