女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン(9月25日~10月1日・東京有明テニスの森公園)の主催者は19日、森田あゆみ(キヤノン)やクルム伊達公子(エステティックTBC)ら43人の出場予定選手を発表した。

 福島第1原発事故の影響で外国選手の出場が懸念されたが、世界ランキングで上位のほとんどがエントリーした。ウィンブルドン選手権優勝のペトラ・クビトバ(チェコ)や、故障による長期休養から復帰したセリーナ・ウィリアムズ(米国)も名を連ねた。

 大会を通じて東日本大震災の被災地支援を行い、会場のある東京都江東区に避難している子どもらを試合に招待する。