国際陸連は24日、韓国の大邱で開いた総会で役員を改選し、セネガル人のラミン・ディアク会長(78)が再選した。任期は4年。

 副会長選は男子棒高跳び世界記録保持者のセルゲイ・ブブカ(47=ウクライナ)、ロンドン五輪組織委員会会長を務めるセバスチャン・コー(54=英国)の両副会長らが再選した。ブブカ副会長は最初の投票では最下位で落選したが、投票に使う電子機器の不調が発覚し、用紙に書き込む方式でやり直しになった投票で選ばれた。

 今期限りで退任の方針を翻し、昨年5月に立候補を表明したディアク会長には対立候補がなく、信任投票で再選された。1999年にネビオロ前会長の死去を受けて会長代行となり、2001年に正式に会長に就任した。