<バスケットボール女子ロンドン五輪アジア予選兼アジア選手権1次リーグ:日本79-51インド>◇4日目◇24日◇長崎・大村市体育文化センター◇観衆1210人

 女子高生の長岡萌映子(札幌山の手高)が、頼れる主将を驚かせた。インド戦で今大会初先発すると、両チーム最多の19得点、14リバウンド。79-51の勝利に大きく貢献した。「リバウンドを拾いたいと思っていたし、14本取れたけど、コーチ陣からは15本取れと言われたので、1本足りなくて悔しいです」。17歳は、63歳の中川文一監督を横目に、いたずらっぽく笑っていた。

 前日23日は韓国と激闘。この日は疲労も考え、キャプテンの大神雄子(28)をはじめ吉田亜沙美(23)や渡嘉敷来夢(20=いずれもJX)の主力を完全休養させた。大神は「思い切りいいし、ああいう高校生はいないと思います。あれも1つのスキルだし、今日は一番、高校生のモエコに見せられました」と、うれしそうに話した。