<テニス:全米オープン>◇12日目◇10日◇ニューヨーク・ナショナルテニスセンター

 セリーナ・ウィリアムズ(米国)が女子シングルス準決勝でウォズニアッキを圧倒し、3年ぶりに決勝へ進んだ。第1セット1-1から4ゲームを連取して勢いに乗り、サービスエースを11度決めて主導権を渡さなかった。

 自慢のパワーを見せつけての勝利に「本当に最高の気分」と会心の笑み。右足の手術などで長期休養していた昨年10月に世界ランキング1位を明け渡したウォズニアッキを「あきらめなかったし、彼女の時代はやがて来る」とたたえた。

 またも初の4大大会優勝がならなかったウォズニアッキは「サーブが強烈だった。経験とパワーで上回られた」と完敗を認めた。