<テニス:全米オープン>◇13日目◇11日◇ニューヨーク・ナショナルテニスセンター

 女子シングルス決勝で第9シードの27歳、サマンサ・ストーサー(オーストラリア)が29歳のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を6-2、6-3で破り、4大大会で初優勝した。優勝賞金は180万ドル(約1億4400万円)。

 ストーサーはスライスショットなどで相手の強打を封じ、第1セットの第3ゲームをブレークして主導権を握った。S・ウィリアムズは得意のサーブが決まらず、ショットのミスも目立った。

 10日に行われた男子シングルス準決勝は2連覇を狙う第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第4シードのアンディ・マリー(英国)を下した。初優勝を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)を退け、12日(日本時間13日朝)の決勝は2年連続でナダルとジョコビッチの顔合わせとなった。