9月21日の国際平和デーを記念する式典が15日、米ニューヨークの国連本部の中庭であり、潘基文事務総長とともに国連平和大使の米俳優マイケル・ダグラスや国連児童基金(ユニセフ)親善大使の韓国フィギュアスケート選手、金妍児が平和を祈った。同記念日は1981年に制定、ことしで30年になる。

 15日は国際民主主義デーにも当たり、潘氏は中東民主化の波に触れ「人々が素晴らしい情熱と創造性を持ち民主的な権利を追求した」とたたえ「民主主義は平和の上に築かれる」と強調した。

 スピーチの後、潘氏らが「平和の鐘」を鳴らした。鐘は54年に国連未加盟だった日本が寄贈。式典には日本の西田恒夫国連大使も潘氏やゲストと並び参加した。