トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会(18、19日・日刊スポーツ新聞社など主催)の公式会見が16日に横浜市内で行われ、国内外の男女エリート選手が出席した。当初は5月に予定されていたが、3月11日の東日本大震災の影響で延期したもの。

 昨年のアジア大会金メダルの細田雄一(26=グリーンタワー・稲毛インター)は「一昨年、昨年と比べ、身体的に成長した。ロンドン五輪がクリアに見えてきた」と話し、男子の第一人者としての自覚十分。また、来年のロンドンでアテネ、北京に続く3大会連続の五輪出場を狙う田山寛豪(ひろかつ、29=NTT東日本・NTT西日本、流通経済大職員)は「今は自分は後ろから追う立場。自分の築いてきたものを途切れさせないようにしたい」と意気込んだ。