<男子テニス:国別対抗戦デ杯・世界グループ入れ替え戦>◇2日目◇17日◇東京・有明コロシアム

 伊藤竜馬(北日本物産)と杉田祐一(三菱電機)の2人はダブルスで世界レベルの実力を持つインドのペアを苦しめたが、最後は地力の差が出た。

 第4セットは5-2とリードしながら追い付かれ、タイブレークで落とした。それでも伊藤は「2人では4日間ほどしか練習ができなかったので、それぞれの役割に集中して戦った。お互いにいいところは出せた。最終セットに持ち込めるところまで戦えたのは自信になる」と話し、杉田も「自信を持って、負けない気持ちで戦えたのが接戦に持ち込めた要因だと思う。コンビネーションやボレーの力をつければ、もっとやれると思う」と自信を得た様子。自分たちの力で27年ぶりのワールドグループ復帰を果たすことはできなかったが、善戦に満足そうだった。