<トライアスロン:2011世界選手権シリーズ横浜大会>◇初日◇18日午前7時45分スタート◇エージの部、リレー=51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)◇出場995人(パラトライアスロン4人、ガイド3人含む)◇観客2万6000人◇日刊スポーツ新聞社ほか主催

 エージ女子25~29歳で太田麻衣子(26=稲毛トライアスロンクラブ)が、女子総合トップタイムの2時間25分5秒で優勝した。

 今年からトライアスロンコーチになった太田が、計算したレース運びで女子トップを譲らず、フィニッシュテープを切った。前日、ロンドン五輪代表選手内定第1号となった上田藍(27=シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)の練習パートナーで、昨年までエリートレースに参戦してきた。「エリートと違い、マイペースで楽しみながらレースができた。山下公園に水着でいられるなんて最高」と笑った。

 この日は「得意のスイムでできるだけ引き離す」作戦。バイク終了時には4分の貯金ができた。そして「ランではペースを上げ過ぎない」ように注意し、余裕で優勝を決めた。「トライアスロンは自然と触れあえる素晴らしいスポーツ。コーチとしていろんな人にチャレンジさせたい」とさわやかな汗を輝かせた。