<レスリング:世界選手権>◇最終日◇18日◇トルコ・イスタンブール

 男子フリースタイル66キロ級決勝で米満達弘(自衛隊)は昨年の広州アジア大会決勝で破ったメディ・タガビ・ケルマニ(イラン)を攻めきれずに0-2で敗れ、フリーの日本勢で30年ぶりの金メダル獲得はならなかった。銀メダルは今大会の日本男子最高成績で、フリーでは1995年大会62キロ級の和田貴広以来16年ぶり。

 佐藤満・日本レスリング協会男子強化委員長のコメント。

 「米満は失敗してもいいから、自分を信じて(相手に)飛び込んでほしかった。1、2番のレベルにいるのは間違いない。(日本勢男子で)メダル2個はほっとしているが、目標には届いていない。全体としてレベルが上がっている」。