ラグビーW杯1次リーグ第3戦トンガ戦(21日、ファンガレイ)に向け、日本は20日、試合会場のノースランドイベントセンターで調整し、ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(HC=46)は「後のことは考えず、全て出し切る。1点差でも勝つ」と必勝を誓った。

 トンガ戦には1991年大会のジンバブエ戦以来の2勝目がかかる。2連敗の日本は4トライ以上挙げて勝たないと1次リーグ敗退が決まる。残り2試合で2勝して今大会の目標を達成すれば、次回の2015年イングランド大会の出場権を得られる1次リーグ3位以内に入る可能性が高い。

 トンガは当たりの強さを生かした突進や強力スクラムが売り。SH田中史朗(26=パナソニック)は「今大会のトンガはいつもより激しいが、日本は走り勝つ。絶対に勝たないといけない」と表情を引き締めた。