オーストラリア水泳連盟は23日、競泳男子自由形の五輪金メダリストで来年のロンドン五輪を目指して現役復帰を表明したイアン・ソープ(28)=オーストラリア=が11月のワールドカップ(W杯)出場メンバーに入ると発表した。

 2006年にいったん引退したソープは4、5日のW杯シンガポール大会で復帰し、8、9日の北京大会を経て12、13日の東京大会にも出場する見通し。ソープは「準備は次の段階に進んでいる。ほかの選手に追い付くのを楽しみに待っている」と述べた。

 来年3月にはオーストラリアの五輪選考会が控える。ソープは100メートル、200メートル自由形に専念するとしている。