<柔道:日仏対抗親善大会>◇23日◇パリ

 日本とフランスからそれぞれ男子7人、女子7人が出場して団体戦を行い、7-7で引き分けた。

 東日本大震災の復興支援を目的としたこの大会は、主催者によると約5000人が観戦し、入場料収入の一部など5万ユーロ(約515万円)以上が義援金として集まった。篠原信一監督は「支援してくれることはありがたい。感謝している」と話し、男子100キロ超級で試合に敗れた鈴木桂治(国士舘大教)も「内容はどうあれ、日本の方々の助けになればと思って一生懸命にやった」と述べた。

 8月の世界選手権と同じ会場が使われ、女子48キロ級の浅見八瑠奈(コマツ)ら日本から4人、フランスからも2人の金メダリストが参加した。