<バドミントン:ヨネックスオープン・ジャパン>◇5日目◇24日◇東京体育館

 女子ダブルス準決勝では、世界ランク4位の藤井瑞希(23=ルネサス)垣岩令佳(22=同)組が、同90位の包宜■・鐘倩欣(中国)組に1-2で敗れた。

 垣岩の強烈ショットに、藤井は広角に打ち分ける技ありショットを絡めて主導権を奪い、第1ゲームを先取した。しかし、そこから2ゲームを落としてまさかの大逆転負け。第2ゲームに4度のマッチポイントを逃したところから流れが悪くなり、第3ゲームは序盤に8連続失点で突き放された。藤井は「相手の気持ちが強く、レシーブが何本も返ってきた。単調になりすぎた」と肩を落とした。

 相手は1回戦で末綱、前田組を破った勢いのあるペア。前夜は相手の試合映像を見て徹底研究してショットのコース取りも頭に入れていたが、相手の粘りに屈した。これで今大会の日本勢は、5種目すべてで姿を消した。※■は森の木をそれぞれ金