<新体操:世界選手権>◇6日目◇24日◇フランス・モンペリエ

 団体総合を行い、日本(遠藤由華、畠山愛理、松原梨恵、サイード横田仁奈、田中琴乃)が2種目の合計52・725点で5位に入り、2大会連続3度目の五輪出場を決めた。選手のコメント。

 遠藤「(リボン・フープの)最初に(手具を)受け取るときに乱れて少し焦って次の技に入ったので、そこで落としてしまった。でも、みんなが「大丈夫」と視線を合わせてくれたおかげで最後までやり切った」。

 畠山「とてもうれしかった。信じられなかった。去年は世界選手権に初めて出て、今回は緊張感もあったが、落ち着いてできた。練習の時から本番をイメージしてやってきた」。

 松原「すごくうれしい。小さいころからの夢だった五輪の切符を勝ち取ることができて信じられない気持ち。エネルギッシュに練習でやってきたことを出せた」。

 サイード横田「とてもうれしいのひと言。世界選手権はどのような結果になるか不安もあったが、やってきたことをしっかり出せた。五輪ではメダルも大切だが、自分たちの演技ができればいい」。

 田中「うれしい。本当にありがたい。どの国も五輪に出たい気持ちが表れて投げ技のミスが多かった。私たちも緊張してミスがあったが、みんな(手具に)食らい付いて取って(ミスを)最低限に抑えた」。