<バドミントン:ヨネックス・オープン・ジャパン>◇最終日◇25日◇東京体育館

 女子ダブルスは、末綱聡子(30)、前田美順(25)組(ともにルネサス)ら日本勢3ペアを破った包宜■(18)、鐘倩欣(21)組(中国)が、程文欣、簡毓瑾組(台湾)に2-1(13-21、25-23、21-12)で、逆転勝ちして初優勝を飾った。決勝は、松尾静香(24)、内藤真実(24)組(ともにパナソニック)や藤井瑞希(23)、垣岩令佳(22)組(ともにルネサス)との対戦同様、第2ゲームでマッチポイントを握られながらも試合をひっくり返した。

 鐘倩欣は「リオデジャネイロ五輪を目指しているが、今回もトレーニングの一つみたいなもの」と話し、今後もこのペアを続けるかは不透明。急造に近いペアでも勝てる中国勢の層の厚さを見せつけた。※■は森の木をそれぞれ金