<関東大学ラグビーリーグ戦:東海大27-10法大>◇25日◇東京・秩父宮ラグビー場

 昨季、入れ替え戦を経験した法大は、今年も開幕2連敗と厳しいスタートを切った。前後半ともノーホイッスルトライを奪われる、苦しい立ち上がり。前半23分にはNO8小池一宏(1年)のトライで3点差まで詰め寄ったが、その後は敵陣深くでの反則でチャンスをフイにした。17日の流通経大戦と同じような流れに、小野木修監督は「前回と似ているのはミスから流れが変わってしまっているというところ」と頭を抱えた。

 それでも、ラインブレークや、出足の早いタックルなど、トライなしに終わった17日の流通経大戦からは格段の進歩を見せた。小野木監督は「ノーホイッスルトライを除けば、悪くはなかった。ディフェンスもしつこく効いていた」と、敗北の中にも手応えをつかんでいた。